Windows
マイクロソフトの方向性
更新日:2009/12/14
2009年10月にWindows Server 2008 R2やWindows 7がリリースされました。
Windows Server 2008 R2には目玉的にHyper-V2.0が付属されます。
OSシェアナンバー1であるWindows、つまり標準化の大道であるWindowsの標準に仮想化ソフトウェアHyper-V2.0が付属されているのは大きな話しです。
では、マイクロソフトは今話題の仮想化業界のシェアを狙っているのでしょうか?
そうでもないようです。
たとえば、System Center Virtual Machine Manager (SCVMM)にVMwareESXも管理出来る機能が付いています。
もしもマイクロソフトが仮想化ソフトウェア業界のシェアを目指して突入したのならば、きっと囲い込み作戦の一環として、SCVMMにはVMwareの管理機能などつけないと思います。
逆を言えば、それだけ仮想化業界ではVMwareのシェア・技術は偉大なのです。
マイクロソフトが目指しているところ、それはSystem Centerを主に運用面に力を注いでいるように思えます。
「仮想化のHyper-V」は技術の一つに過ぎず、乱雑するサーバーシステム(物理や仮想関係なく)をカバーできる運用面の技術に力を注いでいるように思えます。
Power Shell 2.0 リリース
更新日:2009/12/14
Windows server 2008 R2やWindows 7のリリースについで Power Shell 2.0もリリースされた。
運用管理面に力を注いでいきそうなマイクロソフトにおいて、Power Shell 2.0は大きな柱になっていそうだ。
今まで、マイクロソフトはユーザーに使い易いGUI方向だったが、CUIも取り入れ、たとえばSystem Centerの命令を裏ではこのPower Shellを使用する作りになっているとのこと。
System Centerのフロント(GUI)がバージョンアップしても、エンドで動く命令(CUI)は変わらないといった作りを目指しているそうだ。
Power Shell を覚えようかどうか悩んだが、今からwshやコマンドプロンプトを覚えるよりはPower Shellを覚えた方が良いと感じた。